デフバスケと共に歩む

デフバスケとは、デフバスケットボールの略で、デフ(聴覚障がい者、ろう者)がプレイするバスケットボールのことです。

ルールはバスケットボールとなんら変わりません。でも、耳が聞こえないことはプレイそのものに大きく影響を与えています。

例えば、ディフェンスをしていて、後ろからスクリーンをかけられるときの味方からのフォローの声はデフには届きません。

そこをどうカバーしていくのか。

背中をたたいて知らせる?
ユニフォームを引っ張って強引にポジションチェンジする?
それともチームのルールで「スイッチ禁止」にする?

はっきり言って、攻守の切り替えが激しいバスケはそんなに甘くないです。

背中をたたいたりユニフォームを引っ張る動作をするとワンモーション遅れてしまい、内容によっては相手が有利になることだってあり得ます。

ベンチからの声も聞こえないから、試合中の修正が全員に行き渡らずに、デフプレイヤーだけが遅れてしまう可能性も否定できません。

その中で、デフバスケの存在意義とはなんなのか?このことを常に問いかけながら活動を続けていきたいと思います。

みんなとバスケがしたい。バスケを楽しくやりたい。

ビバリードは、そういう人たちを助けてあげられるような、バスケットボールに関わっている皆さんの知識や経験を集めて先駆的に具現化するような、そんな団体を目指したいと思っています。

特定非営利活動法人日本デフバスケットボール協会(JDBA)では、デフリンピックをはじめ、デフバスケットボール世界選手権などの国際大会に日本のデフバスケットボールプレイヤーを派遣しています。

※デフバスケでの世界ランキングはこちら(DIBFのページへ飛びます)

微力ながらも、育成の面で、その一助になれればと思います。

「バスケットボール」におけるデフ選手の悩みを、「デフバスケットボール」で全て解決できるようにしたい。


前述したように、バスケットボールという競技は攻守切り替えが早いスポーツです。得点があっても、試合が中断されない限り、時間が止まることはありません。

その中で「短い時間で正確に情報を伝える・得る方法」が求められます。特に、「情報障がい」とも例えられるデフにとっては本当に難しい問題です。

逆に言えば、その方法をひとつでもいいから、確立させることができれば、「デフバスケットボール」の存在価値(最大の魅力)になりえるのでは、と考えています。そして、これは「バスケットボール」の発展にもつながると信じてやみません。

ただ、これは私だけではなく、選手、スタッフ、そして応援してくれる人たち全ての理解と協力が必要だと思っています。

健常者も、デフも、どこでもいつでも、個性の垣根を越えて、心からバスケットボールを楽しみ、共に歩んでいる未来を夢見て、ビバリードでお会いできるのを楽しみにしております^^

バスケとデフバスケを助けるツールの提案


情報障がいという立場を逆手にとり、発想の着眼点を独自に磨くことで、バスケットボールにおける情報障がいを助けるツールを開発を援助すれば、それは必然と聴者にとってもおおいに助かるツールに発展するのはないかと思います。

例えば、
・試合中に瞬間の意思伝達を可能にする手話の特性を活かした短いサインコミュニケーション
・物理的な距離概念に捉われないオンラインにおける情報共有方法の多方面的な拡張
・騒音中の確かなデータ伝達方法(視覚の有効活用)

デフの日常生活における英知を集結させれば、他にもあると思います。