大阪EVESSAの手話紹介と、バスケをがんばっているデフキッズたちの声
ビバリードでバスケをがんばっているデフキッズたちに来てもらって、大阪エヴェッサの手話を一緒に考えました。これでみんなと一緒に応援できたらいいな、と願ってやみません!^^
大阪の手話は、右手の人差し指と中指を立てて頭の横から(こめかみ付近)前へ軽く2回だします。 大阪城を築いた豊臣秀吉の兜のデザインからきている表現だそうです。
エヴェッサの手話は、EVESSAの頭文字「E」は日本指文字の「え」の形と同じなので、その手の形で、大阪エヴェッサのマスコットキャラクターである「えべっさん」の特徴である耳とほっぺたの形をなぞって、最後にバスケのスリーポイントを示す手の形(親指、人差し指、中指だけを立てて他はたたむ)で、大阪エヴェッサのロゴにあるボールが燃えるように表現しました。
次は、応援向けにある程度表現しやすい手話に変えたものです。「大阪」の手話を加えてもいいですし、応援するときのリズムに合わせて変化させても全然大丈夫です^^
GO!GO!大阪エヴェッサ!!!!
次に、バスケをがんばっているデフキッズたちの声を動画におさめました。
普段は地元の近くのミニバスチームに通っていますが、それだけでは入ってくる情報が圧倒的に足りずついていけない部分もあるので、手話ができるコーチ、もしくはデフに理解がある環境を求めて、車で片道1時間以上かけてビバリードに通っています。このデフの子もそうですが、それを応援している親御さんの熱意には本当に頭が下がる思いです。
この子は一般でいう音声日本語の代わりに日本手話を使用して生活しています(日本語と日本手話は異なる言語です)。通っている特別支援学校では運動部に色々なクラブ活動がありますが、人数の問題で本格的にバスケ部を作ろうと思ってもなかなか難しい現状があります。音声日本語で指導を受けるにしても手話通訳者が必要です。
そのため、手話が使えるコーチがいるビバリードに通って、あとは自主的にひとりで練習してがんばっています。夢は、「デフバスケットボール日本代表になること!」です。皆様、応援のほど、よろしくお願いいたします!
大阪エヴェッサの応援に行っても、耳が聞こえないので楽しさが半減する事実を伝え、改善と要望を資料にまとめて、大阪エヴェッサに提出してお願いしてみようとしています。お互いが歩み寄って、住みよい未来を共に築けられることを祈っています^^