デフ(聴覚障がい者)に向けたライブ配信方法について

020年12月6日の日曜、伊加賀スポーツセンターにて外部講師を招いてのクリニックを行ないました。

今回のクリニックの時間は2時間で、Zoomの無料版だと40分間の時間制限があるため、Google Meetを使ったライブ配信を試験的に実施しました。

メイン:講師と周りを映した画面
サブ:音声をテキスト変換した画面

上記の2画面をGoogle Meetにビデオ画面として表示し、会員の皆様にURLを共有してライブで配信しました。(配線の様子は①の画像を参考)

③の動画は、iPadやスマホで見た画面になります。メイン画面とサブ画面のどちらかを大きくすると片方がかなり小さくなり、見にくくなってしまうのが難点です。

④の画面はノートパソコンで、ビデオ画面が2つであれば、横に並ぶので見やすいです。ただし他の参加者のビデオ画面があると、ギャラリービューのようにビデオ画面全てが小さくなりますが、ユーザー側からメインと字幕の画面を固定すれば問題ないと思います(試してませんが…)。

また、クリニックに参加しているデフ選手が講師が話していることがわからないとき、話していてみんなが静かに聞いているときに、デフの選手がいちいち見に来ると目立ってしまうし、そういう意味ではタイミングが難しいです。

例えば、ドラゴンボールのスカウターみたいに選手のすぐそばに画面などの情報がないと難しいと思います。

もしくは、②の字幕画面をプロジェクターで大きく映すとか、色々あると思うのですが、次のクリニックまでの課題として、また考えていきたいと思います。

以上です。



↑ ①今回試した環境
↑ ②iRig2を使った音声変換
↑ ③iPadの画面
↑ ④ノートパソコンの画面
↑ 講師の話している内容を「見て」います

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